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JAMJAM日記

国会前に集まっている多くの皆さんへ

 

仕事の都合や様々な理由で、国会前や各地の集会に行きたくともいけない人はわたしも含め沢山いると思います。そうした声にならないけどみなさんの非暴力の運動を応援している人たちがみなさんのうしろにも沢山います。まずはそのことを伝えたく。

民主主義とは選挙をすることだけではありません。僕らは議員に白紙委任したのではありません。この3年わたしたちは風営法のダンス規制の条文廃止を署名運動からはじめて、先般勝ち取ることができました。一度決まった法案でも、正統な手続きで変更していくことは可能です。

今、ここで起こってる運動も必ず未来につながると思います。震災後、さまざまな活動に参加するなかで、わたしはそう確信しています。未来は自分たちの手でつくれます。いや、未来とは誰かがつくるのではなく自分たちの手でつくっていくもの、そう思っています。
この運動があったから、今があるんだといえるような未来が来ることを信じて、みなさんにエールを送ります。どうしていいかまよってるみなさんにも。とりあえずいやいやちゃうやろってみなさんにも。
私の仕事もまた、声にならない声をまったく別の形にしていくことだと思っています。

扉を開けた人が疲れたときには、そのあとにゆっくり動き出す人もいます。さらにそれに影響を受けて10年後に声を上げる人も、作品を作る人だって。そんな連鎖をわたしは信じています。そうやって世界は変わって行くって思ってます。

2015年9月18日 大友良英

ルーリー・シャバラさんのワークショップ参加メンバーぎりぎりまで募集中です!

 

インドネシア最強のDUOユニットSENYAWAのヴォーカリスト、ルーリー・シャバラが明日から来日します。
SENYAWAはこんなグループです。
www.youtube.com
この何年か、東南アジアということに限らず、わたしが世界中で出会ったグループの中で間違いなく最高のユニットです。とりわけルーリーの即興ヴォイスのもの凄さに、ぶっ飛ぶまくってます。もう絶対生で見た方がいい。

そのルーリーが、28日29日の夜、2日間のヴォーカル・ワークショップを行います。
歌の経験や即興の経験などまったくなくても、誰でも参加可能です。なんかちょっとやってみたいって人でもOKです。この2日間をへて30日に行われるアンサンブルズ東京にヴォーカルグループとして出演します。そんなことを書くとハードル高そうですが、ご心配なく。本当に誰でも参加可能です。
まだまだ定員あります。申し込み手続きを経なくても、当日ワークショップ会場に来てくれても参加可能です。どちらか1日でもOKです。また同日おこなわれる、大友良英&テニスコーツに申し込んでる人でも、ルーリーのほうに鞍替えしてくれてもかまいません。可能であれば、わたしたちも、2日目のワークショップは合流出来ないかと思ってます。というわけで、またとないチャンスです。
ぜひぜひ、ぎりぎりまで応募まってま~す。

ワークショップの会場は
28日池袋の東京芸術劇場リハーサルルームM2(地下2階)19時から~21時
29日入谷なってるハウス 19時から~21時
30日は東京駅前行幸通りで行われる「アンサンブルズ東京」で本番で~す。
参加費は3日間で3000円
詳細は
http://www.ensembles.tokyo

この29日は同じくなってるハウスでルーリー・シャバラ、不破大輔、芳垣安洋のライブも15時からあります。
入谷「なってるハウス」の詳細は
http://www.maroon.dti.ne.jp/knuttelhouse/frame.html

9月2日には新宿PIT INNでルーリー+大友良英DUO さらにゲストで元あふりらんぽのピカ☆もゲスト参加 こちらもぜひぜひ!
http://www.pit-inn.com/index_j.php

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フェスティバルFuksuhima! 今年も8月15日開催で~す

 

今年で5回目になるフェスティバルFukushima!  今年も8月15日に開催します。
場所は恒例、福島市のど真ん中「街なか広場」
今年も昨年にひきつづき、大風呂敷を会場に敷いての盆踊りを中心に様々なイベントを行います。詳細はプロジェクトFUKUSHIMA!のホームページを→ http://www.pj-fukushima.jp/event/fukushima2015.php
今年は、大友良英スペシャルビックバンドやオーケストラFUKUSHIMA!だけでなくプロジェクトFUKUSHIMA盆バンドも出演。もちろん昨年も出てくれたテニスコーツや珍しいキノコ舞踊団、山木屋太鼓も出演します。
当日はDOMMUNE FUKUSHIMA!の生放送もありま~す。

ということで、現在風呂敷工場には福島だけでなく全国から30名以上もの人たちが集まり、新代表の山岸清之進や、工場を仕切ってる小池晶子、そして中崎透やアサノコウタ、坂口千秋といた風呂敷チームの要とともに鋭意、祭りの準備中。写真は準備中の風呂敷工場の様子。わたしも昨日から大量ののぼり旗の文字入れをやってます。応募して下さったみなさん、ありがとうございます。もう締め切りましたが、ぎりぎり今日までなら、間に合うかも。準備中の写真も余裕があれば、随時アップします。
あ、え~~と。ここだけの話ですが、Eテレの「東北発☆未来塾」のカメラも入ってます。各地から集まった6人の塾生達も、わたしの実家で15日までは寝食をともにしつつ、このあとも9月末まで随時ご一緒する予定。収録、順調に進めば、秋以降どこかのタイミングで放送になると思います。

余談ですが、下の方の写真の、ホコリをかぶった古い真空管アンプは、オレが高校時代につくったもの。実家も引っ越しをしてるんで、なくなったと思ってましたが、っていうかすっかり存在を忘れてましたが、風呂敷工場三階の片隅に使えなくなった部品なんかとともに置いてあるのを発見。恐くて電源いれてませんが、部品として使われているTangoのトランスなんかが生きているとしたら、いい音がするはずで、ビンテージ部品としても価値あるもんなんじゃないかな。

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別府「混浴温泉世界」

 

この1週間、ほとんどネットにアクセス出来ず、いろいろ返信できてなくてすいませんでした。
国会前が気になりつつ別府で展示制作をしてました。

でもおかげさまで別府の「混浴温泉世界」(アートフェスの名前です)での展示「大友良英/バラ色の人生」無事完成しました。
http://mixedbathingworld.com/about

古い公民館と古い家電を使った展示、というか家電のよるショー形式のオーケストラになってます。
メイン部分はテクニシャンを使わずに一人でこつこつと完成させました。
10年前にwithout recordsの最初の展示を京都でやって以来、ずっとテクニシャンとともに展示作品を作ってきましたが、今回はあえて、自分の手で、どこにでもあるものだけを使って展示を作ることにしました。

今回の展示、一人で完成させたと書きましたが、もちろん多くの人たちの協力があって完成しました。特に大曽根さん、松崎さん、日名子さん、平林さん、小野さん、高麗房のマスター夫妻、コージーコーナーのマスター、より道のマスター夫妻、xアベリアさん、NHK大分局の皆さん、他沢山の地元の方たちに手伝ってもらったり、地元の人たちから様々な別府の話を聞く中で、作品のアイディアが出てきました。おかげさまで素敵な展示になったと思います。ほんとうにありがとうございました。
「バラ色の人生」・・・ものすごいタイトルですが、なんでこのタイトルかってのは、見てもらえればわかると思います。

会期中はスタッフが連日ツアーを運営してくれます。特に私の展示はスタッフがかなり複雑な操作をする必要があって二人の黒子がいます。そんなみなに安心して作品を渡すことが出来ました。
9月末の会期終了まで、どうかよろしくお願いします。
http://mixedbathingworld.com/about

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高柳さんのギター

 

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photo by Sachiko M

高柳昌行さんが1984年11月に評論家オーガナイザーの副島輝人さんと北海道ツアーをした際の8mmフィルム映像「北走譚」をつかって牧野貴さんがまったく新しい映像作品を作っています。
7月7日上野のストアハウスで行われる「ソエジマナイトVil.2」で、ここにわたしがライブで音楽をつけます。

実はこの北海道ツアーには、わたしも運転手兼アシスタントとして同行しています。わたしにとっては人生初のツアーでした。
このとき、高柳さんは、自身のソロ演奏「アクションダイレクト」の原形をつくっています。日々変化、改変していくソロ、その現場に遭遇できたのが、わたしのその後の人生を大きく変えたといっても過言ではありません。

そのとき使われていたギターを使って録音、7月1日に発売したCDが
「大友良英ギターソロ2015 LEFT」
です。doubt music 10周年を記念して発売したCDです。
そのレコ初ライブを明日7月5日、新宿PITINNで行います。
もちろん使うのはこのギターです。ほかにも「銀パリセッション」「ロンリーウーマン」「解体的交感」といった数々の録音に使われたギターです。

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そして、さらにそのギターに、高柳さんが使っていた機材を意識しつついくつかのライブエレクトロニクスを加え7月7日には牧野さんの作る新しい映像とともに演奏します。実は高柳さんが「アクションダイレクト」で演奏していたエレクトロニクスは、高柳さんのアイディアをもとに、いくつかの部分はわたしが作りました。そのときの機材の多くはさすがに散逸してますが、でも一部は手元に残っていて、これも使う予定です。

ということで7月5日、7日の二つの公演は、わたしにとっては、大きな意味で二部作品といってもいい演奏になると思います。

7月5日 新宿PITINN ダウトミュージック10周年記念
大友良英ギターソロ
CD「Guitar Solo 2015 Left」発売記念ライブ
新宿PITINN
7月5日(日曜) 19時半開場、20時開演
料金3000円(ドリンク込み)

7月7日 上野ストアハウス
牧野貴(映像)× 大友良英(演奏)
http://blog.zaq.ne.jp/teamsls/
上野ストアハウス
日時 7月7日(火曜日)18:30 開場 19:00時開始
料金 当日3500円 予約3000円
ご予約はこちらから↓
03-6762-3037 kinmiraikk(at)jcom.home.ne.jp
(at)を@に変換して送信して下さい。

以下に牧野貴さんの文章も添付します。
――――――――――――――――――――――
「北走譚」を再編集、再構築して上映するにあたって、それがどのようなものになるのか、事前に説明しておく必要性を感じましたので、以下に記します。
「北走譚」の再編集ですが、今回僕は副島さんが撮影した8ミリの映像を使用し、僕が普段自分の作品制作をする方法論に基づいて制作を行いました。つまり映像は1度完全に跡形も無く解体され、数百もの層に合成され、そのうえで編集作業を行いましたので、もうオリジナルの映像は跡形も無いと思う方もいるかも知れません。しかし「北走譚」の映像の持つ力はやはり全て手持ちカメラで撮影された副島さんの手の動き(目の動き)、そして色の美しさであったとみえて、それらは何処まで分解しても消失しませんでした。むしろ消失するどころかグングン伸びて来ました。僕はその点に着目し、映像をそこから増幅、発展させて行く作業を行いました。新たに撮影もしています。
それなので、高柳昌行さんが演奏する姿が観たい、北海道の美しい風景を眺めたい、という要望に素直に応えられる作品には、全くなっていないと思います。ただ、「北走譚」から抽出された映像の根源が、増幅に増幅を繰り返し、新たな幻想の竜巻となってスクリーンに立ち現れます。3Dでも鑑賞出来るように工夫しましたが、それに関しては会場で詳しく説明させて頂きます。つまり、いわゆる通常の追悼イベントらしくない、猛烈に激しい映像と音楽によって構成される夜となるかも知れません。また、オリジナルの「北走譚」を観ていない方でも新たな作品として受け入れる事は容易であると思いますので、ご興味の有る方はこの機会に是非ともご来場頂けましたら幸いです。僕も大友さんも、光と音が星まで届くように、思いっきりやります。
2015年6月20日 牧野貴
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ドラマ「64」サウンドトラック演奏メンバー

 

今週末にいよいよ最終回を迎えるNHKドラマ「64」。おかげさまで劇伴のほうも好評で、サントラ盤の発売に関する問い合わせも多数いただいてます。ありがとうございます。
残念ながら今回はサントラ盤発売の予定ありませんが、せめて劇伴の演奏メンバーを公表させてください。例によって、かなり即興的なトラックが多数あります。
不気味な主旋律は深川バロン倶楽部のメンバーによるガムランの演奏をベースにしています。思いついたのは昨年の12月にインドネシアに行ってる最中。ちょうど「64」のアイディアを練っている時期でした。本来ガムランはこんな不気味な響きはしませんが、ベースやピアノと混ぜつつキーを選べばかなり不気味になるのではと、ガムランの生演奏を聴いている最中に不謹慎にも思いついてしまいました。
話題になってる予告編の声は録音2の参加メンバーたちによるもの。マイクに口を近づけて、小さな声で録音しました。

【ドラマ「64」サウンドトラック演奏メンバー】

作曲、プロデュース 大友良英
ストリングスアレンジ 江藤直子
録音 高橋清孝
アシスタントエンジニア 佐々木志了 中井レイ
制作 佐々木次彦
音響デザイン 島津楽貴 吉田直矢

録音1
2015年2月3日
NHK505スタジオ
大友良英 ギター
江藤直子 ピアノ
近藤達郎 オルガン
中山正瑠 オーボエ 
依田晃宣 ファゴット
かわいしのぶ ベース
坂田学 ドラムス
荒野真司 ガムラン
鳥居誠 ガムラン
中谷孝哉 ガムラン
沼田夕妃 ガムラン
祝亜紀 ガムラン

録音2
2015年2月13日 
吉祥寺GOK SOUND
大友良英 ギター 、ヴォイス
江藤直子 ピアノ、エレクトリックピアノ、ヴォイス
近藤達郎 オルガン、ヴォイス
江川良子 ソプラノサックス、ヴォイス
かわいしのぶ ベース、ヴォイス
芳垣安洋 ドラムス、ヴォイス

録音3
2015年2月24日
NHK505スタジオ
大友良英 ギター
江藤直子 ピアノ、エレクトリックピアノ
近藤達郎 オルガン、メロトロン
津上研太 ソプラノサックス
青木タイセイ トロンボーン
中山正瑠 オーボエ 
依田晃宣 ファゴット
かわいしのぶ ベース
坂田学 ドラムス
荒野真司 ガムラン
鳥居誠 ガムラン
鍋島純子 ガムラン
沼田夕妃 ガムラン
武藤智子 ガムラン
安谷絵里 ガムラン

録音4
2015年2月25日
NHK505スタジオ
大友良英 ギター
江藤直子 ピアノ、セレスタ、エレクトリックピアノ、メモトロン
藤堂昌彦 ヴァイオリン
梶谷裕子 ヴァイオリン
生野正樹 ヴィオラ
徳澤青弦 チェロ

20150511jamPH

最終回の台本。さて、どんな結末が待っているのか。
最終回の放送は5月16日土曜夜10時、NHK総合テレビです。

「メンバー募集」福島で中高校生とともにミュージカルを作りま~す

 

平田オリザさん、藤田貴大さんとともに、福島の中高校生とミュージカルを作る事になりました。で、早速参加者の募集がはじまっていて、5月4日からワークショップもはじまります。来年の3月の発表を目指して1年かけて、作品を作っていく予定です。って言っても、どんなことをやるのかイメージ出来ませんよね。

 そもそもミュージカルなんていきなり言われても、参加しようなんてなかなか思わないですよね。ステージでいきなり踊りながら凄い発声とかで、歌ったり演奏したりする姿を想像しただけで、ミュージカルのハードル、かなり高い感じがするもん。
 でも、平田さんや藤田さん、オレがやるミュージカルは、多分そういうものとは全然違うものになるような予感がしてます。地声で歌ってもいいし、音痴でも全然いいし、楽器なんて出来なくても全然大丈夫、でもって、めっちゃ楽しい・・・そんな、今までに無いミュージカルになるような予感がしています。多分。
 わたしが担当する音楽のパートはだれでも参加OKです。楽器が出来なくても全然かまいません。もちろん楽器が出来る人も大歓迎です。だれだって物を叩いたりこすったりすれば音を出す事はできるでしょ。その音をどう音楽にしていったらいいかを自分たちで考えればいい。ここでどんな音が必要なのか、みんなでその音を探してみる。そして出してみる。そんなことをやっていく中で音楽が立ち上がってくればいいんじゃないかなって思ってます。

 ワークショップは5月4日からはじまります。毎回参加しなくても大丈夫です。途中から参加もOKです。当日いきなり来てくれてもかまいません。オーディションをするわけではないので、落選したりしませんので安心してください。
 最初のうちは、音楽ってなんだろうなんてことを一緒に考えながら、みなで楽しく音楽を作って行くワークショップをやります。現時点では会場が郡山なんで、どうしても郡山に通える人中心になってしまいますが、出来れば、わたし自らから県内の学校に出向いてワークショップが出来ればいいなって思ってます。希望する学校の方いましたら、ぜひ県の窓口まで声をかけてください。
 

詳細はこちらに出ています。興味ある方はぜひぜひ申し込んでみてください。
福島県ホームページ

写真福島IMG_3046 のコピー

先日福島に打ち合わせに行った際に窓から見えた福島市渡利の風景。阿武隈川と弁天山。写真に見えるこの橋を毎日わたって小学校に通ってました。この日外は4月なのに30度を超えてました。

4月20日 NY最終日

 

ずっと晴天だったけど、この日はNYではめずらしい大雨。
12日間の滞在中、観光らしい事はなにもしなかったけど、唯一午前中にタクシーを飛ばして、ここに行って来た。

写真4月20日1中村八大

一見NYのミッドダウンに良くある古い高級マンションだけど、実は60年代前半の半年ほど、ここに中村八大さんが住んでいたそうだ。ここからハーレムに行って、オーネット・コールマンとセッションをしたり・・・なんて逸話が残っている。残念ながら中には入れなかったけど、30分ほどたたずんで外から写真を。

写真4月20日2

90年代は、ロワーイーストのセカンドアベニュー界隈にあったジューイッシュ料理のレストラン、ラトナーズとかセカンドアヴェニューデリに良く行っていたんだけど、もう、あたりはすっかり変わっていて、そんな懐かしいレストランも無くなってしまって・・・と思っていたら、なんとセカンドアヴェニューデリの車を発見。上の方に引っ越してたんですねえ。次回は行ってみよう。

写真4月20日3

南相馬の映画館のドキュメンタリー「ASAHIZA」(藤井光監督)がNYのジャパンソサイティで、この日上映された。わたしが音楽を担当したけど、本当にいい映画だと思う。沢山の人たちがきてくれて、うれしかったなあ。
この日は上映後、福島で震災後の精神医療に奔走してくださっている丹羽真一先生と一緒にトーク。てっきり通訳が入るつもりでいたら英語で。音楽以外の話題を英語でやるのはきつかったなあ。丹羽先生の話は本当に興味深いもので、もっともっと話を聞きたかった。

写真4月20日4

雨あがり、深夜のNYミッドタウン。
12日間の滞在で、結局時差ぼけはなおらないままでした。

写真4月20日5

4月21日午前1時ロワーイーストのホテルからチャイナタウン方面を写す。
NYのラストショット。

次にNYに行くのは来年5月。FENで行くことになると思う。

4月18~19日 The Stone 5~6日目、いよいよ最終日

 

5日目の最初のセットはNYベースに活動しているDither guitar trio。ジョン・ゾーンの紹介で初共演。ゾーンやフレッド・フリスの曲や即興もこなせば、現代音楽やクラシックの楽曲からポップスまで、いかにも今の青年たちって感じの演奏をする。本来は4人編成だけど、この日は一人都合が付かず、3人にわたしが入る形で、カソードやアノードといったわたしの曲と即興演奏を。ギターリストばかりで合奏を組むのはひさしぶり。楽しかったなあ。

写真4月18日1

Dither guitar trio + Otomo Yoshihide
Otomo Yoshihide, James Moore, Taylor Levine, Joshua Lopes

後半のセットは今回ずっと録音もやってくれて全てのセットにつきあってくれて様々なケアまでしてくれた加藤英樹のベースに、ビリーマーティンのドラムのトリオ。今回唯一フリージャズ的なセット。加藤くんと演奏するのは本当に楽しい。初共演のビリーは、メデスキ・マーティン&ウッドで知られるドラマー。さすが素晴らしい演奏、3人で永遠に演奏していたいくらい面白かった。

4月18日2

Otomo Yoshihide + Hideki Kato + Billy Martin

19日は日本で出す予定の「音楽と美術のあいだ」という本のための取材でNYに滞在中の毛利悠子と、刀根康尚さんにインタビュー。それぞれ2時間ほど時間をとってもらった。世代もやっていることもまったく異なる二人の話、秋か冬には本になると思うのでお楽しみに。

写真4月19日1

インタビュー中の毛利悠子

写真4月19日2

傘を持って語る刀根さん

夜は今回共演の中でも最若手NYベースのバンド「ペットボトルにんげん」と。彼等のことはたまたまyoutubeでNYの若い面白いバンドを探していてみつけたけど、サックスののの子ちゃんが、長年世話になってきた札幌のオーガナイザー沼山良明さんと繋がっていてびっくり。
ステージは全曲彼等のめっちゃくちゃ難しいコンポジション。一応譜面を渡されたけど、とても初見でできるような曲じゃなく、オレは即興でガシガシ共演させてもらいました。若者たちのものすごく複雑な曲+おっさんのやり放題の即興、このやり方ちょうど郡山のRedd Templeとやるときみたいな感じで、すごい楽しい。もうのびのびやらせてもらいました。またぜひ誘ってください!

写真4月19日3

Pet Bottle Ningen + Otomo Yoshihide
David Scanlon(guitars) Nonoko Yoshida (sax) David Miller (drums) Chuck Bettis (electronics)

写真4月19日4

今回NY滞在中お世話になったペットボトルにんげんののの子ちゃん。いろいろありがとう。

そしてラストのセットはわたしのギターソロ。ソロなので写真はなし。
ストーン滞在中は、ストーンのボランティアスタッフのルーカス、ケビン、ドン、レイコさん、そして加藤くんやマリーナ、のの子ちゃん、毛利さん、芸大からきていた豊田さん、シークレットのSさんやSさん、そしてゾーンさん・・・本当にいろいろな人たちに世話になりました。ありがとう!

NY滞在あと1日。明日はジャパンソサイティで藤井光監督作品「ASAHIZA」の上映。わたしはトークゲスト。

4月17日 The Stone 4日目 刀根康尚さん登場、そして日本では「64」も始まりました

 

4日目の最初のセットは御歳80歳になられた昭和10年生まれの刀根康尚さんを迎えて。
刀根さんについては、ご存知の方も多いと思うしネットを調べれば出てくるので多くは書きませんが、1958年に恐らく日本では最初の即興前衛音楽集団「グループ音楽」の結成を始め、60年代にはフルクサスやハイレッドセンターへの参加、足立正男監督作品の異様なサウンドトラック等々の活動後72年に渡米、拠点をNYに移して今日に至るまで、様々な前衛活動をされていて、とりわけ近年の音楽作品の素晴らしさというか、凶暴さというか、ノイズっぷりは、気持ちがいいくらいで、パイオニアであり大先輩なんて言い方だけではとても足りないくらいの現在進行形の存在。先日京都で共演した音響デザインやテープ音楽の大先輩大野松雄さんといい、どれだけの言葉を尽くしても足りないくらいの業績を残しただけでなく、今も現役で作品を作り続けているエネルギーには本当に頭が下がります。

刀根さんとの出会いは15年ほど前の図書新聞での対談でした。演奏では10年前にNYのThe Stoneで共演したのが最初。Sachiko Mさんのほうは、それより前から刀根さんと共演していて、3人での演奏は2000年代後半の明大前キッドアイラックホール以来二度目。エッジの立った刀根さんの強烈な爆音との共演はいつも気持ちが良くて、僕なとはひたすら快感なんだけど、でも多分、刀根さんは単にそういう意図であの強烈な音をだしているわけじゃなくて、その辺の秘密は、明日、対談を申し込んでいるので、そこでじっくり聞ければと思ってます。(この様子は秋目標で本にしま~す)

写真1(4:17)

刀根さんとSachiko M
 
 
 

セカンドセットは、現在NYの滞在中の美術家毛利悠子と、北京在住でたまたまNYに来ているFENのヤンジュン、そしてSachiko Mとわたしで、超アブストラクトな謎セットを。さほど知名度があるわけではないし、何をやるか謎すぎて、きっと今回のセットの中では一番お客さんが入らないだろうと思ったら、なんと最初のセットにつづき満席、入りきれずに諦めて帰った人たちも多数の状態。年齢高めが多いThe Stoneの客層だけど、最初のセットも、このセットも若い人たちが沢山来てくれている。
セットの内容は、もう謎すぎて本当に楽しかった。わたしはストーンの楽屋にあったシンバルとスネアをターンテーブルに繋げて演奏、それぞれがそれぞれの場所で勝手に音を出していて演奏って言えるかどうかもわからない感じがすごい好きでした。こんなんばっか永遠にやってたい・・・やってる最中はそんなことを思うようなセット。

写真2(4:17)

セッティング中の毛利悠子

写真3(4:17)

毛利悠子のセッティングの一部

写真4(4:17)

セッティング中のヤンジュン
 
 
 

日本ではNHKドラマ「64」がはじまったところ。
どんな風に見てくれているかな。
演奏参加メンバーは後日紹介します。ここのところインドネシアに頻繁に行っていたこともあって実はガムランの楽器やフレーズを多様してます。

写真5(4:17)

会場でNYのジャパンソサイティの塩谷さんと談笑する刀根さん。お元気そうでよかった。
月曜の夕方ジャパンソサイティで映画「ASAHIZA」の上映とわたしと福島で活動されている医師丹羽真一教授のトークがあります。
Japan Society イベント詳細ページ

写真6(4:17)

居酒屋に向かう刀根さんと毛利の後ろ姿。このあとは居酒屋で深夜まで。10年前にNYで刀根さんと共演したあとも居酒屋で遅くまで盛り上がりました。

今夜のThe Stoneの最初のセットは
Dither guitar trio + Otomo Yoshihide―compositions and improvisations
Otomo Yoshihide, James Moore, Taylor Levine, Joshua Lopez (guitars)
わたしの作品を演奏してくれます。

そして10時のセットは
Otomo Yoshihide + Hideki Kato + Billy Martin
Otomo Yoshihide (guitar) Hideki Kato (bass) Billy Martin (drums)
今回最もというか唯一ジャズ的というかジャム的なセット。オリジナルグラウンドゼロのメンバー加藤くんと、初共演メデスキ、マーチン&ウッドのマーティンとのセット、楽しみです。

The Stone スケジュールページ

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