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2022年4月14日

OSBC(大友良英スペシャルビッグバンド・コミッティー)発足

OTOMO YOSHIHIDE SPECIAL BIG BAND                     Photo by Soshi Setani

 

2024年10月から11月にかけて、大友良英スペシャルビッグバンドが欧州各国をまわるコンサートツアーが、オスロを拠点に活動する創造的な音楽家のためのエージェント「No Earplugs」のMalwina Witkowskaとともに計画されています。彼女の活動についてはリンクのインタビューを参照ください。まだ立ち上がったばかりの新しいエージェントです。

総勢18名におよぶビッグバンドの海外公演はこれが初めてになり、メンバーの多くも初の欧州での公演になります。またMalwina Witkowska氏にとっても、これだけの規模のツアーの企画は初めてになりますが、これを機に、日本と欧州の音楽シーンをつなぐ架け橋に彼女がなっていくのではと、個人的には考えています。

現時点ではリトアニア・ヴィルニュスのVilnius Jazz Festival、ポーランド・カトヴィツェのNOSPR,イタリア・ボローニャのFestival Aperto in Reggio Emilia by AngelicA、ロンドンのCafe OTO、フランスのDensites Festival、ドイツのBerlin Jazzfesでの公演が決まっていて、他にも数カ所での公演やワークショップが予定されています。

本来ツアーは2020年に行われる予定でしたが、パンデミックで中止を余儀なくされ、今回改めての企画となります。この間に航空運賃や宿泊費用等が高騰、交通費だけでも当初の予定をはるかに超える額になり、助成なしでのツアー実現が難しくなってしまいました。そこで、公演実現のために資金を集めるための組織OSBCを作ることとしました。組織名のOSBCは、大友良英スペシャルビッグバンド・コミッティー(Otomo Yoshihide Special Bigband Committee)の略称です。

この先、助成金の申請やクラウドファンディング等を、OSBCで行いたいと考えています。もちろん個人的なスポンサーも大歓迎です。

 

●お問い合わせは、Little Stone Recordsの窓口からお願いします。

https://littlestonerecords.bandcamp.com/artists

littlestonerecords22@gmail.com

 

●Malwina Witkowskaインタビュー

(英語のインタビューですが翻訳ソフト等を使えば読めると思います)

https://www.europejazz.net/womentothefore-11-malwina-witkowska?fbclid=IwAR1LTOBl1U6IiNVla-lAf01xAFHsPj2vmlhF2VJ88SCAZColPLeHbYyH1T4

 

●SORA 2022 ~空が映えた2022年11月18日水曜日 ver 1.~ / OTOMO YOSHIHIDE SPECIAL BIG BAND

https://youtu.be/hmKDeOQwQT4?si=O6OWIgLCJA8_C58k

 

 

 

 

大友良英 ソロワーク第一弾 最新アルバム
「 Otomo Yoshihide Solo Works 1 Guitar and Turntable 」
発売のお知らせ


本アルバムは、2023年3月、大友良英が自宅スタジオにて演奏・録音を行ったギターとターンテーブルのソロによる即興演奏20曲を収めた作品集です。
大友はこれまでも様々な形でギターやターンテーブルのソロ作品を発表してきましたが、全編即興演奏によるスタジオ録音は今回が初めてになります。
また、ジャケットのイラストを大友自身が描いたことも初の試みになります。
Little Stone Recordsでは、この先も大友良英ソロワークスの名のもとにさまざまな内容のアルバムを発表していく予定です。
大友ライフワーク的な作品群の第一弾として、御注目いただければ幸いです。
「ギターとターンテーブル。数十年もの付き合いになるこの楽器たちでわたしがやっていることといえば、弦の振動や回転体との摩擦で生まれた電気信号を増幅させたりフィードバックさせたりってことに過ぎないなって、しみじみと思います。なんでそんなことをやっているのかと言われても、自分でもよくわかりません。ただ、何よりこいつを即興で、とりわけライブであれこれやることが大好きなんです。これまで一体どれだけの数、そんな演奏をしてきたことか、本当に数え切れないくらいです。そのわりには即興のソロでのスタジオ録音はほとんど残っていません。即興はその場限りでいいや・・・そう思っていましたから。
ところが、パンデミックの数年間がわたしの意識を変えたのか、あるいは親しかった友人たちがあの世にいくのを見送る機会が増えたせいなのかな。それとも単に歳をとったせいかもしれません。今までさほど残す気もなかった自分の即興演奏を改めてスタジオ録音して残そうって気になってきました。本作がその1作目になります。録音もジャケットのイラストも自分でやってみました。なるべく大ごとにせずにやりたかったんです。
元来お調子乗りなんで、こうやって味を占めると、また次のことをついついやりたくなります。それも出来ることなら自分の頭や体の自由が利くうちに、本作のような即興演奏だけでなく、他の様々な形のソロ活動も録音物として残しておきたいという気になっています。そんなわけで本作を「Solo Works 1」とさせてもらいました。頭の中ではもう次のソロ作品の構想がはじまっています。次も、そしてその次も、さらにその先もまたきっと面白い作品になると思います。おかげで、しばらくは忙しくなりそうです。この先のリリースもお楽しみに。」 (大友良英)

アーティスト名:大友良英 otomo yoshihide
タイトル:「 Otomo Yoshihide Solo Works 1 Guitar and Turntable 」
品番:LSR003
JANコード:4582561399923
商品フォーマット:CD
価格:¥ 2,000 + tax
発売日:2023年8月16日
●トラックリスト
1. turntable with a record 8
2. guitar 2
3. guitar 6
4. turntable with a record 1
5. turntable without a record 1
6. guitar 4
7. turntable with a record 10
8. guitar 5
9. guitar 1
10. turntable without a record 4
11. turntable without a record 6
12. turntable with a record 2
13. guitar 7
14. turntable without a record 3
15. turntable with a record 5
16. turntable with a record 9
17. turntable without a record 5
18. guitar 8
19. turntable with a record 3
20. guitar 3
●クレジット
Improvisations on guitar and a turntable (sometimes with and without a record).
Performed, and recorded by Otomo Yoshihide at his home studio during March 2023.
Mastaring : Nakamura Shigeki
Cover illustration : Otomo Yoshihide
Inside Photo : Motoaki Uehara
Translation : Takuro Mizuta Lippit
Cover Design : Suzuki Satoshi
Produce : Otomo Yoshihide
Label Manegement : Wakita Taeko
2023 Little Stone Records
「 Otomo Yoshihide Solo Works 1 Guitar and Turntable 」 発売記念Live 決定!
2023.9.10 (sun) @ 渋谷 公園通り クラシックス 昼夜2公演
◼️昼の部
open / start : 14:00 /14:30 adv / door : ¥3,500 / 4,000
◼️夜の部
open / start : 18:00 /18:30 adv / door : ¥3,500 / 4,000

[caption id="attachment_3681" align="alignnone" width="300"] Photo by Motoaki Uehara

 

 

 

8月31日発売!
大友良英スペシャルビッグバンド
「Stone Stone Stone」

新レーベル「Little Stone Records」より、大友良英スペシャルビッグバンドの9曲入りフルアルバム「Stone Stone Stone」をリリースします!

バンド名義のアルバムとしては6年半ぶりになる今作は、これまでとは大きく異なるマルチリンガルでハードコアなテイストに貫かれたジャズ・オルタナティブ・アルバムとなっています。Ground-Zeroから今日に至るまでの大友良英の活動の集大成とも言えるアルバムです。
本アルバムの録音が始まったのは、コロナ禍の2020年6月。その後リモート等も使い、注目のサックス奏者・クリス・ピッツィオコスをはじめとした様々なゲストが世界各地から参加、1年以上にわたる大友による編集と中村茂樹によるミックスを経て本作 が完成しました。5月に先行配信したミニアルバム3曲のマスタリング違いを含む全9曲を収録しています。アルバムジャケットを担当するのは、大友が敬愛する美術家の毛利悠子とデザイナーの鈴木聖。
また、新レーベル「Little Stone Records」は、この先も大友良英の新譜や旧譜を中心に、CD、アナログ盤、配信等様々な形で随時発表していく予定ですので、今後も注目いただければ幸いです。

「石を投げろ!」 大友良英
タイトルの「Stone Stone Stone」もレーベル名の「Little Stone Records」も、同じような思いからつけた名前です。由来は2020年5月20日ツイッターデモで政治状況が少しだけ動いたときの「小さな石をたくさん投げたら山が少し動いた」というある人のツイッターでのつぶやきでした。音楽の制作といういつもやっている仕事もまた、自分にとってはコツコツと小さな石を投げることと同じことだと思うようになりました。これを切っ掛けに、沢山の作品がこの先このレーベルから生まれる予定です。「小さな石をたくさん投げたら山が少し動いた」そんなレーベルになればいいなと思っています。

アーティスト名:大友良英スペシャルビッグバンド OTOMO YOSHIHIDE SPECIAL BIG BAND
タイトル:Stone Stone Stone
形態:CD、大友良英による全曲解説12Pブックレット付!!
税抜価格:2,500円
発売日:2022年8月31日(水)

トラックリスト:
1 Stone Stone Stone
2 悲しくてやりきれない Kanashikute Yarikirenai
3 Music for Kinue Hitomi
4 孤独の歳月 Années de solitude
5 Song for Che ~ Reducing Agent
6 GINGA
7 Music for Taiji Tonoyama
8 Gallophy
9 Hong Kong Hong Kong Hong Kong

詳細はこのページと、新レーベル「Little Stone Records」の各SNS(Twitter Facebook Instagram)にて随時情報更新していきます。

3曲入りミニアルバム先行配信中!
Stone Stone Stone (mini album)
Apple Music Spotify Amazon Music AWA Deezer OTOTOY
and more!

大友良英スペシャルビッグバンド Photo by Soshi Setani

大友良英スペシャルビッグバンド OTOMO YOSHIHIDE SPECIAL BIG BAND
〈メンバー〉
大友良英 Otomo Yoshihide, guitar, turntable (1), banjo (9)
江藤直子 Eto Naoko, piano, horn arrangement (3)
近藤達郎 Kondo Tatsuo, organ
齋藤寛 Saito Kan, flute
井上梨江 Inoue Nashie, clarinet
鈴木広志 Suzuki Hiroshi, sax, horn arrangement (2)
江川良子 Egawa Ryoko, sax
東涼太 Higashi Ryota, sax
佐藤秀徳 Sato Shutoku, trumpet
今込治 Imagome Osamu, trombone
木村仁哉 Kimura Jinya, tuba
大口俊輔 Okuchi Shunsuke, accordion
かわいしのぶ Kawai Shinobu, bass
小林武文 Kobayashi Takefumi, drums
イトケン Itoken, drums (1,3,5,6,8)
上原なな江 Uehara Nanae, marimba, percussion
相川瞳 Aikawa Hitomi, percussion
Sachiko M, sine waves

〈ゲストメンバー〉
Chris Pitsiokos, alto sax (1,8)
Rully Shabara (Senyawa), voice(8)
Wukir Suryadi (Senyawa), self-built instruments(8)
類家心平 Ruike Shinpei, trumpet (3,8)
吉田野乃子 Yoshida Nonoko, alto sax (3,8)
Yuen Chee Wai, electronics (6,9), gamelan(6), guitar (9)
Yan Jun, voice (6,9)
Ryu Hankil, electronics (6,9)
dj sniff, field recording in Hong Kong 29 September 2014 (9)
Kahimi Karie and Niki, voice & happiness (9)

Recorded at Victor Studio on June 14, 2020, except for track 7 which was recorded at Sound City on January 9, 2021.
Additional recordings were made at Iroha Studio on August 8, 2020, and at GRID301 and in the homes of guest musicians between 2020-2022.

Recording Mixing Mastering Engineer : 中村茂樹 Nakamura Shigeki
Cover Art and Photo : 毛利悠子 Mohri Yuko
Cover Design : 鈴木聖 Suzuki Satoshi

Produced by 大友良英 Otomo Yoshihide

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