最初のセットはデヴィッド・グラブスと。彼との出会いは90年代前半の東京、四谷にあったP3でレッドクレヨラのライブがあったときに、彼はそのメンバーとしてギターを弾いていて、オレは対バンでソロ。その後は94年だったかな、シカゴでグラウンドゼロ、ガスターデルソル、コントーションズというギグがあって、ガスターデルソルの彼とジム・オルークがオーガナイズをしてくれたたりから親交が始まった。といっても最近はたまにしか会えないし、DUOをやるのは今回がはじめて。音色の相性がいいせいか楽しかったなあ。
わたしのギターの向こうに見えるデヴィッド
ネルス・クラインとは、2000年代のロヴァ・オーケストラで数回一緒にやっているけど、やはりDUOははじめて。いつか一緒にやりたいって話をずっとしていて、今回まで機会を逃していた。自分と同じギターだと、どうしても音色の好き嫌いがはっきりあるので、その意味でDUOはなかなか難しいのだけど、デヴィッドにしろ、ネルスにしろ、その音色がとにかくいいというか、わたし好みなこともあって、おまけに和声感覚もなんとなくだけど共通するものがあって、でも二人とも、わたしと全然違って北アメリカの音がしていて、やっていて楽しいセットでした。
ネルス・クライン
The Stoneの壁の写真に10年前のわたしを発見。初期のThe Stoneで演奏した人たちの写真が飾られていて、デレク・ベイリーの姿も。
明日16日1stセットは3年ぶりにご一緒するカヒミ・カリィさんのセットにSachiko Mとともに。2ndセットは、10年前にThe Stoneで共演して以来のティム・カイパーとDUO。
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